ベトナムでは、正月や旧正月には「ムアラン」(Múa lân)という日本の獅子舞のようなものがあちこちで見られるそうです。
「múa」は、踊り、「lân」は、麒麟の意味で、
踊っている獅子は獅子ではなく、空想上の麒麟を表しているそうです。
日本の獅子舞のように縁起が良いそうで、ベトナムの留学生が描いた女の子の絵も麒麟をかぶっていたりします。
そして面白いのが、ベトナムにも十二支があり、今年は猫年だそうです。日本では「うさぎ年」ですが、ベトナムでは「ねこ年」なのです。
ほとんど日本と同じなのですが、丑は水牛、卯は猫、未は山羊、亥は豚と4種類の動物が異なります。チベットやタイもウサギだけがネコに変わっていたり、モンゴルでは寅ではなく豹だったりします。
アートカレッジ神戸では、いろいろな国の留学生も学んでいますので、こんな面白い話を身近に聞くことも出来るんですよね。
ちなみに、ベトナムの留学生が描いたニューイヤーイラストは猫が麒麟をかぶっています。
今年一年が良い年でありますように!