プロゲームチーム「V3Esports」は、先日行なわれた「League of Legends Japan League(以下:LJL)2020 Summer Split Finals – Virtual Stage」にて、9月6日、プレイオフ決勝戦が行なわれ、世界大会への切符を勝ち取りました。
近年、eスポーツは競技人口が2億人を超すなど世界的な広がりを見せ、2020年には2300億円にまで成長するといわれている中、今年で7年目を迎える国内プロリーグ「LJL」。
V3Esportsは、昨年開催された「LJL 2019 Summer Sprit」において、今回同様プレイオフ決勝戦に進出するも、今大会対戦相手にもなった「DetonatioN FocusMe」に黒星。昨年の雪辱を胸に、今大会に臨みました。DetonatioN FocusMeは、過去6回開催されたLJL Summerにおいて4回の優勝実績があり、2018年2019年では2連覇をしています。1年越しの思いを成し遂げる今大会、雪辱のリベンジマッチでした。
試合は5本マッチ、3本先取したチームが勝利するカタチで行なわれ、V3Esportsは1本目を先取。リベンジマッチをいいスタートで幕を上げました。しかし、喜びも束の間2本目、3本目を取られてしまい、1対2で試合を折り返しました。
手に汗握る闘いの中、試合は最終5本目までもつれ込みましたが、V3Esportsは冷静でした。リスクを避け、その場面ごとでの最適解を探りながらジリジリとDetonatioN FocusMeを追い詰めてき、流れを呼び込みました。
V3Esportsは、2017年からLJLに昇格し、今大会でリベンジマッチを制しました。昨年の悔しい思いを知っているPaz選手とAce選手の活躍をはじめ、韓国出身のBugi選手とArcher選手、サポートのRaina選手、そしてコーチ陣、チーム全体で勝ち取った優勝になりました。
4年目で初優勝の座に就き、LJLの歴史が動いた瞬間でした。
結果、V3Esportsが勝利を収め、世界大会「League of Legends World Championship」へコマを進めました。V3Esportsは初優勝の勢いそのままに、世界大会でも目が離せません。世界大会は10月31日(土)に上海にて行なわれる予定です。V3Esportsコーチが言う様に、LJLも世界で通用することを示してほしいところです。
学校法人神戸学園高等課程は、その日本一のチームとなった「V3Esports」の指導を受け、日々練習に励んでいる。先日行なわれたSTAGE:0では、関西ブロック準優勝という結果でしたが、12月に開催されるeスポーツ選手権に向け、生徒たちは再始動に燃えている。V3Esportsの選手たちの背中を追いかけ、大きく成長してほしい。